「へちまのへーたろー」を2年生に読んでみた
名前がかわいい!へーたろーだってww
絵もかわいい!ちょっと下の方についている目鼻口っていい味してるよねw
このくらい(今回は2年生)の子にうけるかなって読んでみたんだけど
かーなーりうけたww
===ちょっとネタバレ===
畑でへーたろーが過ごしていると女の子がやってきてきゅうりに間違えられる。
「なんできゅうり?細いから」ってことで頑張って太ってみる!
今度は大丈夫と思ったらまたきゅうりに間違えられる。
「〇〇だから⁈」ってことで○○を克服してみる
だけどやっぱりきゅうりに間違えられる・・・
(個人的紹介文)=============
うぉーい、へーたろーのへちまとしてのアイデンティティはないんか~い!
細いからきゅうりに間違えられる → 太ればいい!
ぶつぶつがあるから間違えられる → 肌をきれいにする
んー、これやっちゃうのって良くも悪くもですね。
誰かのいいなりになるような人にはなってほしくないけど、我を通しすぎるのもどうかだし・・・
これも個性と受け止めるべきか!
「石油のものがたり」を5年生に読んでみた
にらいです。
高学年への読み聞かせは本のチョイスに迷いますね。
ちょっと長めの話だけど身近な話題としてこの本はおすすめです。
にらい:石油知ってる人~
子供たち:はい、はい、は~い
と、たくさんの子たちの声
にらい:石油で何ができるの?
子供たち:車を動かすー、電気を作るー…
にらい:あとは?
子供たち:何かなー???
こんな前置きをしながら絵本を読んでみました( ´艸`)
===ちょっとネタバレ===
自動車や船、飛行機などの乗り物や暖房の燃料として、また、ものを作る原料として、石油は現在私たちの暮らしにかかせません。その石油は、いつ、どのようにしてできたのでしょうか? 石油の歴史は、恐竜たちが暮らした太古の時代、海で植物プランクトンが大量発生したことに始まりました。プランクトンの死がいがなぜ石油になったのか? どうして日本ではあまりとれないのか? 人はどうして石油が役に立つことに気づき、どのように石油を掘り出して利用してきたのか。石油にまつわる様々ななぞにせまりながら、石油がとほうもなく長い時間をかけてできていることを明かしていきます。よく言われる「資源を大切に」ということの大切さが、読者の子どもたちにも、きっと実感をもって伝わることでしょう。石油は「地球がためこんだ太陽エネルギー」なのです。
(amazon 紹介文)
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版画のようなタッチのイラストが長い時間をかけてできた石油の年月を表してくれてるよう。すごく素敵です。
石油がどのようにして私たちの生活に欠かせない資源となっているか、地球の温暖化がどのようにしてなるかを知ることで、エネルギー問題や環境保護についての意識も高まってほしいですね。
そして子供たちからの質問をもらった・・・
子供たち:じゃー、石炭はどうやって作られるの( ´艸`)
「鬼のかいぎ」を2年生に読んでみた
子供たちってお化けとか妖怪とか怖がるくせに興味津々な子が多いですよね( ´艸`)
2年生にはちょっぴり怖いかなーと思いつつ、いくつかの絵本と一緒に持っていったけど圧倒的多数で「この絵本を読んで💛」となりました
(何冊か持って行って多数決で読む本を選ぶことが多いです^^)
絵はすごくきれいなんだけど、暗めの色使いになっていて、ちょっと怖そうな雰囲気
みんな静か~~に生唾を飲みながら絵本に見入ってましたよ~( ´艸`)
===ちょっとネタバレ===
時は平安、都の近くの巨木が人間の都合で切られてしまいました。それに怒った鬼たちが森に集まり、会議をはじめましたが…。今昔物語を下敷きに、自然の使いである「百鬼」の闘いをユニークに描いた創作絵本。(amazon紹介文より)
今は昔~から始まるこのお話は私の好きな平安時代♪
自分たち都合で巨木を切った人間に思い知らせたい百鬼たちのおこす行動
そして、木の大切さに気付かない人間を懲らしめるため戦を提案する鬼と反対する鬼
なんだかねー、この絵本をすべての争っている人間たちにみせてやりたいわ
この絵本は、ただただの面白いだけじゃない
相互理解や協力の大切さという深いメッセージが込められているの
鬼たちが真剣に話し合い、意見を出し合う姿は、現実の世界でも共感を呼びます
- 価格: 1650 円
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「ほんとうのことをいってもいいの?」を4年生に読んでみた
4月からは5年生になる子たち。
高学年に向けて絵本を選ぶのもだんだんと難しくなってきたよ。
4年生の最初の頃は時間で選んでいたけど(持ち時間10分)、最近は内容も気にしつつ選んでます。
で、にらいの絵本の選び方は簡単♪
ググるのさ!
あーあ😅って思った?
だけどこれが一番簡単に見つけられる方法です。
で、今回ヒットしたのがこの絵本
なんだか絵も素敵じゃない?
===ちょっとネタバレ===
リピーはお母さんにうそをついて友だちと遊びに行こうとしました。
はじめてお母さんについたうそ。おなかが苦しくて、涙があふれて……。その日から、リピーはほんとうのことだけを言おうと誓います。
ところが、正直になろうとすればするほど、友だちを傷つけてしまうことになり、リピーは、混乱します。
単なる正直ではなく、まず相手の気持ちを思いやること。大切なメッセージが伝わる一冊です。(amazon 紹介文)
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にらいも実は似たようなことがめちゃめちゃある!
てか、うちあたいだよ(身に覚えがあるよ)
言って後悔したことが何度あるか・・・(遠目)
本に戻るけど、こちら
外国語の話を訳したものだから、人物名が難しい。
主人公のリビーは良いけど、ヴァージニア・ワシントンのウエディングドレスなんてカミカミでした(;^ω^)
その他の登場する子もなかなかの難易度。
本当のことを伝えることで言われた人の気持ちに寄り添う。
そして、傷つけてしまったことに対してきちんと謝ることができる。
主人公のリビーが成長するとともに、この本を読んだ子たちの気付きの一つになれたらいいな
「りゆうがあります」を4年生に読んでみた
最近はちょっと難しめの本ばかりをチョイスしていたので笑って終われるような本を選んでみた
って今見たら【4歳 5歳からの絵本】になってるし・・・
4年生だとちょっと幼すぎたかもww
でも、盛り上がりましたよ~~
表紙のこの鼻ほじほじだけ見ても笑ってしまうような絵本だということが伝わってくる( ´艸`)
ヨシタケシンスケさんの絵本ってほのぼのしていてすごく存在感があります。
みてて、あー、こんな子いるよねみたいなww
めちゃめちゃ親近感があってかわいい(><)!
===ちょっとネタバレ===
ぼくは いつも ハナを ほじる くせが ある。
おかあさんに いつも おこられる。
りゆうは、「おぎょうぎが わるいから」だって。
ぼくも なにか りゆうが ほしい。
ちゃんとした りゆうが あれば、
ハナを ほじっても いいんじゃないだろうか。
ハナをほじったり、びんぼうゆすりをしたり、ごはんをボロボロこぼしたり、ストローをかじったり…。こどもたちが、ついやってしまうクセ。それには、ちゃんとした「りゆう」があるんです。
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ひとつひとつおかあさんに注意されることを子どもたちと一緒に理由を考えていく
クラスの半数くらいはみんな子の絵本を知っているようで
ちゃ~んと理由を答えてくれる。
次のページに書いてある「正しい」答えでもいいのだけど、
考えることでいろんな理由、違った理由を見つけてくれるのもまた楽しい。
まあ、実際にこんな子いたら、
減らず口~~
ってちょっとにらいはイラっとしちゃうかも( ´艸`)
まだまだ4年生は元気いっぱいで楽しいな♪
「キング牧師の力づよいことば」を4年生に読んでみた
そろそろ楽しいだけじゃない絵本も読んでいきたい4年生。
本日のチョイスはこちら!
楽しい絵本ももちろんいいんだけど、
4年生、ちょっとためになる絵本もチョイスしたいこの時期
この子達が3年生の頃にネルソン・マンデラを読んだのだけど、
4年生はこの本をチョイス
もちろん、その時はネルソン・マンデラも知らず、今はキング牧師も知らない
でも、そのうち授業ででてくるから、なんだか聞いたことがあるってだけでも子供たちにとってプラスになれると信じて( ´艸`)
肌の色だけで身分の違いや人種差別が当たり前にあったこと。
立ち上がって向かった、キング牧師がおこした活動はガンジーに見習い【非暴力的抵抗】の行進、歩いて訴えるというカタチ
今、現在でも世界中で暴力的解決が試みられるなか、実際暴力で解決は全然できてないのだけれど、だからこそ、先人たちのように非暴力で解決できることってできないのだろうか。
大人の私たちでも、よもや対岸の火事のようにテレビを見つめる中では、子供たちも同じように感じてしまうだろう。
すべての人が生きやすい世の中になるためにはどうしたらいいか、次の課題として考えたい。
そして、子供たちに絵本の感想を聞いてみた。
・暴力を使わない強行突破がすごい
・言葉で戦えるのがすごい
(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪そうだよね^^
時間がなくたくさんの感想を聞くことができなかったけど、みんなの心に届いたことは実感できました^^
「ともだちからともだちへ」を4年生に読んでみた
今週も元気に読み聞かせ~
同居人2号のクラスへ
先週ちょいと重たい本にしちゃったから今週はちょいと明るめにしたいとチョイスした本はこちら
動物たちが服を着て生活する絵からしてもなんだか楽しそうでしょ
===お話 ネタバレ===
Amazonより抜粋
クマネズミは、ここのところ、あさおきてもかおをあらわないし、ひげのていれもしません。パジャマをきたまんまきがえようともしないのです。「なんにもすることがない」と、ためいきばかり。そんなあるひ、なんともうれしいてがみをうけとります。それがきっかけとなってクマネズミは…。「ほんとうのともだち」って?あったかいきもちを「ともだちからともだち」へ、あなたならどんなふうにつたえる。
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最初のページではクマネズミがパジャマンマの状態で毎日生活しているの。
パジャマンマとは、起きてからの状態で顔も洗わず着替えもせずにパジャマのままでだらけて生活している様子
ある日、パジャマンマで生活しているクマネズミのもとに来た差出人のない手紙
その、手紙をだしたお友達を探すためにパジャマンマの生活から、着替えて、洗面して、手紙を書いたと思われるともだちのところへ向かってみると、そのともだちは・・・
あれ?このパジャマンマって○○さんの休日の様子?
みんなはパジャマンマで生活してたりしない?
なんて会話をしているとあっという間に読み聞かせの時間が足りなくなる
そして最後の締めが良い!
同じようなパジャマンマのともだちのためにクスっとしちゃうお手紙を残す。。
なんだか読み終わった後はあったかくなる絵本でした。
ちょっと時間が足りなくて最後は駆け足で読んじゃったんだけど(しかも3ページ端折っちゃった)この優しさが子どもたちに伝わってくれるといいなと最後に思うにらいでした。